Securitizeは、トークン化企業として拡大計画を進める中、Sunil SabharwalをBoard of Directorsに任命した。
同社は、トークン化資産プラットフォームが機関投資家からより多くの注目を集める中、今回の任命によりグローバルファイナンス、決済、および公共政策における経験が加わると述べた。
Sabharwalは、決済と金融サービスを専門とするビジネスエグゼクティブ兼投資家である。また、2016年から2018年まで上院承認を受けた国際通貨基金(IMF)への米国代表も務めた。
SecuritizeのCEOであるCarlos Domingoは、Sabharwalが民間・公共の両セクターから経験をもたらすと述べた。Domingoは「Sunilのキャリアは、グローバルレベルで金融インフラを構築・拡大することで定義されている」と語った。
また、Sabharwalの決済および国際金融における経歴が、同社の次の成長段階を支えるだろうと付け加えた。Domingoは、トークン化がコンセプトから市場インフラへと移行しつつあり、同社が拡大するにあたってSabharwalの視点が有益になるだろうと述べた。
Sabharwalは現在、ThunesおよびTookiTakiのボードメンバーを務めている。また以前は、後にVisaおよびIngenicoに買収された決済企業EarthportおよびOgoneの会長を務めた。
その経歴には、決済、クロスボーダーファイナンス、戦略的成長にわたる業務が含まれる。その実績により、Securitizeは金融インフラと規制市場の両方に精通したボードメンバーを得ることとなった。
Sabharwalはまた、公務中に米国財務省の功労賞を受賞した。2016年にバラク・オバマ元大統領に指名され、主にドナルド・トランプ大統領の第1期中の2018年まで職務を務めた。
LinkedInによると、2021年以降はBlackstone Growth Equity Fundのアドバイザー兼オペレーティングパートナーとして従事している。また以前は、Securitizeの初期支援者であるSpiceVCにもアドバイスを提供していた。
Securitizeは40億ドル超のオンチェーン資産を管理している。そのプラットフォームは、BlackRock、Apollo、BNY、Hamilton Lane、KKR、VanEckなどの企業に関連するトークン化商品をサポートしている。
最もよく知られた商品の一つはBlackRockのBUILDファンドである。機関投資家がブロックチェーンベースのファンド構造を探求する中、同社はトークン化リアルワールドアセット市場における主要プレイヤーの一つとして位置づけられている。
今回のボード任命は、同社がそのビジネスを引き続き構築する中で行われた。また、伝統的な金融商品のトークン化バージョンを提供する企業に対して、市場参加者がより一層注目している時期でもある。
Securitizeはまた、Cantor Fitzgeraldが支援するCantor Equity Partners IIとの合併を通じて、公開市場への上場を目指している。両社は10月に最終的な買収契約を締結した。
この取引によりSecuritizeの評価額は10億ドルとなる見込みである。合併後の企業はNasdaqにティッカーシンボルCEPTとして上場する予定である。
この取引により、SecuritizeはCEPTがIPO(新規公開株)で調達した2億4000万ドルへのアクセスも得ることになる。この上場計画は、トークン化ファイナンスにおけるプレゼンスを拡大する同社の成長戦略の重要な柱であり続けている。

