バーニー・サンダース上院議員は、世論調査でAIの安全規制に圧倒的な支持が示されたことを挙げ、議会に対し人工知能(AI)規制を呼びかけた。
この発言は、バーモント州選出の無所属議員である同氏が、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏と共に3月にAIデータセンター一時停止法案を提出するなど、AI規制強化を推進し続ける中で出されたもの。
サンダース氏はSNS「X」に意見を投稿し、議会はAIの安全策を求める継続的な世論を無視していると主張した。同氏はこの問題を有権者対大手テック企業の構図で捉えている。
同氏はSemaforやギャラップの調査結果にも言及した。全米の70%がAIの進展が速すぎると回答し、97%がAIの安全管理について規制が必要だと答えている。
直近のPoliticoによる世論調査でも、44%がAIの開発ペースは速すぎると回答した。また、回答者の約3分の2が業界に対する厳しい規制や包括的な規制指針を支持する結果となった。
一方で、産業界への世論の不信感も高まっているとされ、AIへの反発が勢いを増しつつある。最近複数の式典で、AIに言及した演説者へブーイングが起きる事例がみられた。
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サンダース氏がこのテーマで行動を訴えるのは初めてではない。3月の法案ではAI開発を「合理的に一時停止する」ことで人類を守る狙いだったと同氏は説明している。(関連記事)
しかし、この法案には反対意見もみられる。ジョン・フェターマン上院議員はXの投稿で、この一時停止は「中国第一」政策だと批判した。さらにマーク・ワーナー上院議員はAxiosのサミットで同法案を「愚かだ」と述べ、中国が先行するおそれを警告した。
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