ビットコインETFとイーサリアムETFから資金流出が加速 米国上場の現物型ビットコインETFとイーサリアムETFでは、5月第3週(5月13~17日)に約10億2,000万ドルもの資金が流出しました。英CoinShares […] 投稿 ビットコインETF資金流出の舞台裏──HYPE・XRPへ吸い寄せられるマネーの行方とビットコインETFとイーサリアムETFから資金流出が加速 米国上場の現物型ビットコインETFとイーサリアムETFでは、5月第3週(5月13~17日)に約10億2,000万ドルもの資金が流出しました。英CoinShares […] 投稿 ビットコインETF資金流出の舞台裏──HYPE・XRPへ吸い寄せられるマネーの行方と

ビットコインETF資金流出の舞台裏──HYPE・XRPへ吸い寄せられるマネーの行方と今後のチャンス

2026/05/27 20:00
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ビットコインETFとイーサリアムETFから資金流出が加速

米国上場の現物型ビットコインETFとイーサリアムETFでは、5月第3週(5月13~17日)に約10億2,000万ドルもの資金が流出しました。英CoinSharesが公開した週次レポートによると、ビットコインが9億8,200万ドル、イーサリアムが2億4,900万ドルの純流出を記録し、2026年では3番目に大きいマイナス週となっています。CoinShares公式レポートでは「米国ETFの出来高縮小と金利上昇懸念が重なり、機関投資家が大型銘柄へのエクスポージャーを一時的に圧縮した」と分析されています。

ETF設定・償還データをみると、4月末まで旺盛だった新規資金は5月に入り反転。失速の背景には①インフレ再加速懸念で米10年債利回りが4.9%台に上昇、②相場停滞による“高値掴み”リスク回避、③より高いリターンを求める資金が台頭アルトコインETFへローテーション──といった複合要因が指摘されています。

直近の資金フロー(5/13~5/17)

  • BTC ETF:⻄5.0億ドル超の解約、追加設定ゼロ
  • ETH ETF:⻄2.3億ドルの解約、時価総額比で▲3.4%
  • HYPE ETF:+7,238万ドルの新規設定
  • XRP ETF:+2,200万ドルの新規設定
  • その他(SOL等):+1,560万ドル

上記はCoinSharesおよび各ETF運用会社の開示を基に再構成。HYPE・XRPなど一部アルト系ETFで純流入額が相対的に拡大している点が際立ちます。

資金はどこへ?HYPE・XRPへの急速なシフト

流出したマネーの受け皿となっているのが、Hyperliquid(HYPE)とXRPを対象にした新設ETFです。KuCoin Newsは「機関投資家がBTC・ETH ETFから最大10億ドルを引き揚げ、HYPEとXRP連動型ファンドへ回帰した」と報じました。KuCoin Flash記事によれば、HYPE ETFだけで過去10日間に約7,000万ドル、XRP ETFでも約2,000万ドルの資金流入が確認されています。

CoinSharesの週次統計でも、5月第2週(5/6~10)からXRPとSolanaが流入上位に顔を出し始めており、大型ETFから多様なテーマETFへ資金が循環し始めたトレンドが裏付けられます。CoinShares 5/11付レポートではXRPへの週間流入が6,760万ドルに達し、今年最大となりました。

HYPE ETFの登場と価格インパクト

HyperliquidのガバナンストークンHYPEは、5月21日に史上最高値61.35ドルを更新(前週比+59%)。CoinMarketCapは「ETF設定6営業日の累計買付がアシスタンスファンドの買い戻しを2.5倍上回った」と指摘しています。CMC解説記事。足元のリアルタイム価格(5/27時点)は約58ドル、時価総額150億ドルで全銘柄10位。CMC価格ページを見ても、出来高は依然高水準を維持しています。

ETF誕生により、①現物市場でのマーケットメイク需要、②機関のリバランス需要、③Hyperliquidチェーン上で進むステーキング利回り拡充──が同時に働き、ボラティリティは高いものの押し目買い意欲が強い構図です。

XRPの再評価が進む背景

XRPは2025年末の規制整理以降、米国外のETF組成が進展。執行停止中だった米SEC訴訟争点が縮小し、「規制リスク低下 → ETF資金流入 → 価格下支え」という好循環が見られます。5月第3週にXRP ETFへ流入した2,200万ドルは時価総額比でBTC流入時の約1.5倍のインパクトを持つため、流動性が相対的に薄い局面では値動きを増幅しやすい点に注意が必要です。

今後の値動きは?投資家が押さえるべき5つのポイント

  1. 米インフレ指標-5/31公表のPCEデフレーターでインフレ再加速ならリスク資産圧迫。
  2. カナダ・英国CPI-5/19・5/20発表分がリスク選好度を左右。el7.ai記事。
  3. ETFフロー継続性-HYPE ETFの設定ペースが週5,000万ドル超を維持できるか。
  4. ビットコイン価格の下限-3月安値(約6万8,000ドル)を割れると相場全体に波及。
  5. 規制動向-米CFTC・SECのステーブルコイン指針が夏頃に公表予定。

短期的にはHYPE・XRPなどテーマETFへの資金シフトが続く限り、相対パフォーマンス優位と見る向きが多い一方、BTC・ETHが重要サポートを割り込むとリスクオフの巻き戻しが発生しかねません。出来高を伴った上昇が一服し、日次ネットフローがマイナス転換した時点が調整入りのサインとなりやすいでしょう。

短期シナリオ:3週間以内

・HYPE:新規ETF設定が継続し、65ドル台への再アタック余地。
・XRP:規制ヘッドライン次第で1.5~1.8ドルのボックス推移を想定。
・BTC/ETH:ETF流出が緩和すればリバウンドも、5月高値回復は材料不足。

長期シナリオ:年内~2027年前半

①HYPEはHyperliquid L3ローンチと併せオンチェーン取引高が倍増すれば、ガバナンストークン需要拡大がETF設定を後押し。②XRPは新興国送金領域での実需拡大が鍵。③BTC・ETHはハーフィング効果やL2拡張で基盤資産としての地位は揺らがず、“コア+サテライト”戦略での住み分けが進むと予想されます。

初心者が実践すべきリスク管理と勉強法

  • 少額から分散投資:BTC・ETHに加え、HYPE・XRPへの配分はポートフォリオ全体の2~3割以内が目安。
  • 公式レポートを定期チェック:CoinSharesの週次フロー、ETF発行体の設定償還速報をウォッチ。
  • 積立+イベント投資を併用:月次積立で平均取得単価を平準化し、ETF新設やアップグレード時に追加投資。
  • ボラティリティ指標の確認:恐怖・強欲指数、先物資金調達率で過熱感を測定。
  • 出口戦略を明文化:目標リターンと最大許容ドローダウンを事前に設定し、感情的な売買を防ぐ。

以上のように、ETF資金フローという“機関投資家の足跡”を観察することで、アルトコイン市場のテーマや資金循環を早期に捉えられます。過度なレバレッジを避け、公式データに基づく意思決定を徹底しましょう。

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©2020- VOIX Japan

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