XRPは、建玉が昨年の高水準から縮小する一方、アクティブアドレスとETFへの資金流入が増えています。価格面では1ドル台を維持しているものの、チャートがより明確に改善するには1.10ドルの回復が確認点です。
XRP市場では、建玉が昨年の高水準から縮小しています。建玉は、未決済の先物やデリバティブ契約の量を示す指標で、過度なレバレッジの蓄積や解消を見る手がかりになります。
建玉の縮小は、投機的なポジションが整理された状態を示します。急な価格変動を生みやすいレバレッジが減った一方、方向感を強く示す材料としては、現物需要やネットワーク利用の確認が必要です。
建玉の縮小と同時に、アクティブアドレスとETFへの資金流入は増えています。アクティブアドレスは、ネットワーク上で実際に動いたアドレス数を示す指標で、利用状況を見る材料になります。
ETFへの資金流入は、投資商品経由の需要を示します。デリバティブの過熱が後退するなかで、ネットワーク活動と投資商品への資金の動きが、XRPの需給を見るうえで重要になっています。
価格面では、XRPは1ドルを上回る水準を維持しています。ただし、チャートがより整理された形になるには、1.10ドルの回復が確認点です。
1.10ドルは、短期的な強弱を判断する目安として扱われています。回復の有無は、建玉縮小後の市場が新たな買い需要を伴っているか、または上値の重さが残っているかを見分ける材料になります。


