韓国旅行に行くときの通信手段のひとつであるSIM。eSIMとSIMカードのどちらにするか迷ううえ、日本で購入して持っていくものや現地で受け取るもの、電話番号付きのものなどさまざまな種類があります。「ECサイトや家電量販店などいろいろな場所で売っているけれど、どこで買うといいの?」「そもそもローミングやWi-Fiと比較して本当におすすめなの?」と気になっている人は多いのではないでしょうか。
今回は、人気の韓国で使えるeSIM・SIMカード17商品を、4つのポイントで比較して徹底検証。おすすめのSIMをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな韓国で使えるeSIM・SIMカードは、「できるだけ安く、1日中サイトや動画を思う存分楽しめるもの」。徹底検証してわかった韓国で使えるeSIM・SIMカードの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストでは、ベストな韓国で使えるeSIM・SIMカードを「できるだけ安く、1日中サイトや動画を思う存分楽しめるもの」と定義。そんなベストな韓国で使えるeSIM・SIMカードを探すために、人気のSIM17商品を集め、以下の4つのポイントで徹底検証しました。検証①:料金の安さ(3日利用時・4日利用時・7日利用時)検証②:通信速度検証③:制限のかかりにくさ検証④:設定のしやすさすべてオプションなしの料金に統一し、公平に評価しました。
おすすめスコア:4.75(2025/12/04時点)
十分な速度かつ無制限。購入後すぐに準備できるのも魅力
韓国に行く日が迫っている人でeSIMを探している人はコネストのSKテレコム回線のeSIMがおすすめ。どれだけ使っても無制限で使える回線が、申し込むとすぐに発行されるQRコードを読み込むだけで手に入ります。動画ファイルのダウンロードを繰り返し行って制限のかかりやすさを検証したところ、10GBを超えた時点でも制限にかかる気配がなく、速度を保っていました。SNSや動画の視聴、サイト閲覧など、1日中気兼ねなくインターネットを使えます。通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時で106Mbps・14〜16時で95.8Mbps・17〜19時で70.6Mbpsと、どの時間帯でも速度が低下することなく安定していました。サイトの閲覧はもちろん、動画鑑賞やSNSのチェックも快適にできる速さでしょう。2025年12月1日時点で、3日利用時の1日あたりの料金は約561円と、今回検証したもののなかでは安めでした。1日分から30日分まで購入できるため、短期滞在・長期滞在ともに選択肢になります。申し込み後はすぐにメール等でQRコードが送られてくるため、出発直前でも準備可能。韓国に行く日がすぐ迫っている人にも向いている選択肢といえます。
おすすめスコア:4.75(2025/12/04時点)
最安価格:1,800円(2025/12/04時点)
ダウンロード用QRコードは自宅に届く。1日600円以下で使える
韓国に行く日までまだ余裕がある人で、eSIMで探している人に最もおすすめです。無制限で使い放題の回線が安く手に入るeSIMで、ECサイトで購入するとeSIMをインストールできるQRコードが郵送で届きます。制限のかかりにくさを検証したところ、通信量が10GBを超えても速度が低下しませんでした。待ち時間に動画を見たり、画像や動画が多く表示されるSNSを長時間見たりしても低速になりにくいといえます。2025年12月1日時点の料金は3日利用時で1日あたり約560円と平均よりやや安め。また、4日利用時のプランも1日あたり約520円と安めです。4日間滞在する旅程ならとくにおすすめといえます。下り速度は、12〜13時で90.6Mbps・14〜16時で102Mbps・17〜19時で92.4Mbps。回線が混雑する時間帯でも遅くなることがなかったため、時間帯による使い勝手の差はないといえます。WebサイトやSNSでの調べものや動画鑑賞、SNSへの投稿でもサクサク使えるでしょう。自宅にeSIMをダウンロードするためのQRコードが届くまで待つ必要があるため、出発日に余裕を持って購入しましょう。渡韓するまでにまだ時間がある人で、ECサイトで購入したい人はこちらがおすすめです。
おすすめスコア:4.7(2025/12/04時点)
速度が速く制限にかからないからスマホを快適に使える
60か国以上に対応したeSIMを販売しているグローカルネットの「グローカルeSIM」。回線は明記されていませんが、今回の検証で使ったeSIMはSKテレコム回線を使用していました。2025年12月1日時点で3日間利用の料金は1日あたり約560円で、検証したほかのSIMよりもやや安めでした。韓国で速度を測定したところ、12〜13時で84.8Mbps・14〜16時で106Mbps・17〜19時で74.4Mbpsでした。どの時間帯でも動画やサイトの読み込みやSNSへの投稿に時間がかかることなくサクサク使える速さといえます。制限のかかりやすさの検証では、1日に10GB使っても速度が遅くならず、制限はかかりませんでした。1日中スマホを使い続けても制限にかからず快適に使えます。購入後はすぐにメールでQRコードが届くため、事前準備ができて韓国到着後の作業はほとんどありません。QRコードの再発行はできず、スマホでの読み取りは1回限りなので注意が必要です。フォームでの問い合わせが可能ですが、「2営業日以内に回答」と記載があるため突然のトラブルには対応しにくいといえます。速度が速く制限にかからないのがうれしいeSIMです。
おすすめスコア:4.68(2025/12/04時点)
申し込み後すぐに使える。料金は安く無制限で速度も良好
渡韓前日や当日でeSIMタイプで探している人は、KKdayがおすすめです。申し込めばすぐに、無制限で速度も十分な韓国で使えるeSIMが手に入ります。制限のかかりやすさを検証したところ、1日に10GB使っても速度が遅くなることなく、制限はかかりませんでした。1日中観光のお供にスマホを使い倒しても速度低下しないでしょう。通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時で54.2Mbps・14〜16時で55.7Mbps・17〜19時で64.6Mbpsでした。ほかのSKテレコム回線と比較すると速度は控えめのように感じますが、高画質な動画でもサクサク楽しめる十分な速さです。2025年12月1日時点で、3日利用時の1日あたりの料金は約556円と、今回検証したもののなかでも安めな価格。ほかのものと比べてお得に使えるでしょう。申し込みしたらすぐにメールでQRコードが送られてくるため、出発直前や渡韓後でも準備可能。料金が安く無制限で十分な速度で使えるおすすめのeSIMです。
おすすめスコア:4.65(2025/11/27時点)
料金はやや割高だが、速度が速く制限も気にせず使える
通信サービスを幅広く展開するテレコムスクエアのeSIM squareは、韓国旅行当日や渡韓後に申し込んでも間に合うSKテレコム回線を使ったeSIMサービスです。料金は、3日間利用で1,970円、7日間では3,750円。ほかのサービスと比較するとやや割高な結果でした。短期滞在時のコストを抑えたい人には不向きであり、価格面での優位性は感じにくい仕様です。実際に韓国で通信速度を調べたところ、12〜13時で81Mbps・14〜16時で82Mbps・17〜19時で107Mbpsを記録。どの時間帯でもSNSや動画鑑賞もサクサクできる速さでした。また、1日に10GB以上通信しても制限にかからず使えたため、動画投稿されたSNS検索も快適に楽しめるでしょう。申し込み後には即座にQRコードが発行され、すぐにインストールが可能です。eSIMのインストールが完了すれば別途利用開始手続きをする必要もなく、すぐに通信できますよ。通信の快適さと使いやすさを重視する人にとっては、メリットがあるサービス。料金の安さよりも通信品質と手軽さを重視する人におすすめです。
おすすめスコア:4.45(2025/12/04時点)
最安価格:1,650円(2025/12/04時点)
SIMカードで探しているならコレ。無制限で1日中使える
スマホがeSIMに対応していないからなど、SIMカードタイプで探している人にはKLP SIM SIMカードが最もおすすめです。無制限で使い放題のSIMカードがECサイトで購入できます。制限のかかりにくさを検証したところ、10GB以上のデータを使っても速度が低下しませんでした。移動時間に動画を見たり、観光情報や今の流行りをたくさん調べたりしても、遅くなることなく使えます。2025年12月1日時点の料金は3日利用時で1日あたり約560円でした。SKテレコム回線のなかでも平均的な料金で使えます。下り速度は、12〜13時で101Mbps・14〜16時で88.2Mbps・17〜19時で80.5Mbps。SNSやサイト閲覧はもちろん、動画も快適に見られる速さです。SIMカードの配送を待つ必要があるため、出発日に余裕を持って購入しましょう。データ通信専用であるため、SMSができる電話番号がついていないデメリットもありますが、安さを重視したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.38(2025/12/04時点)
速度は良好だが、快適に使える速度は1日3GBまで
韓国旅行の専門サイトである「コネスト」で販売されている、LG U+回線のeSIM。韓国で使える電話番号を事前に取得できます。2025年12月1日時点の料金は、3日利用時で1日あたり約541円と安い傾向。7日利用時の料金も、今回検証したSIMのなかでは安めでした。韓国で通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時で45Mbps・14〜16時で51Mbps・17〜19時で33.4Mbpsでした。多少速度ムラがあったものの、どの時間でも動画再生やSNSでの投稿がスムーズにできる速度といえます。一方で、「無制限」の表記があるものの、3GB使った時点で制限がかかりました。制限後はサイトの読み込みに時間がかかるほどの速度まで低下。翌日には制限は解除されるものの、お店に入るまでの待ち時間や移動時間に動画を見たり、気になるお店を調べたり、思い出をSNSに投稿したりするとなると1日3GBでは物足りなさを感じるでしょう。購入後すぐにメール等で届くQRコードからeSIMをダウンロードできるため、日本にいるうちから準備ができる点は魅力。韓国に到着してからは設定の手間がほとんどかかりません。問い合わせはLINE・チャット・電話に対応。日本語でも相談できるため、設定がうまくいかないなどの突然のトラブルでも心強いでしょう。速度は良好ですが3GBで制限がかかるため、SNSや動画を見たり頻繁に調べものをすると遅くなる可能性があります。
おすすめスコア:4.25(2025/12/04時点)
eSIMをすぐに使い始められるが制限に注意
ビジョンが手掛ける「World eSIM」。実際に購入したところ、LG U+回線を利用したeSIMサービスであることがわかりました。2025年12月1日時点の料金は3日間1,890円、7日間で3,090円。3日利用時は平均よりやや高いものの、7日利用時の料金は平均より安く使えます。韓国で通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時で46.2Mbps・14〜16時で36Mbps・17〜19時で34.4Mbps。ほかのサービスのほうが速度は優れていたものの、World eSIMでも動画は快適に見られる速度でした。しかし、制限がかかりやすい点には注意。制限のかかりにくさの検証では、3GB使った時点で速度制限がかかりました。制限は翌日になれば解除されるものの、スマホをたくさん使う人だと制限にかかる場合があります。オンラインで申し込めば、すぐにeSIMインストール用のQRコードが発行されます。軽いデータ通信で十分な人には、選択肢のひとつとして検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.24(2025/12/04時点)
制限にかからず使えるのは魅力だが、応答速度の遅さに注意
トリファは渡韓の日が迫っていて、すぐにSIMを準備したい人なら選択肢に入ります。アプリから手軽に申し込み可能で、無制限で使えるeSIMを入手できる点が魅力です。制限のかかりにくさの検証では、10GB以上使っても制限がかかることなく、どれだけ動画をたくさん見たり、画像がたくさんあるSNSを見たりしても低速になることなく使えます。通信速度は、下り速度・上り速度は優れており動画やアプリのダウンロードは快適だった一方で、応答速度が遅い点に注意しましょう。台湾の通信会社が海外ローミングで提供しており、読み込みがワンテンポ遅れるため使い勝手はあまりよくありませんでした。料金が非常に高かったのも難点。3日利用時の料金は、2025年12月1日時点で1日あたり約990円。4日の場合は1日あたり約1,498円とほかのSIMの約2倍以上の高さです。無制限で使えるというメリットはあるものの、応答速度の遅さや料金の高さのデメリットがあるため、もっと安く使えるものから検討するのもよいでしょう。
おすすめスコア:4.23(2025/12/04時点)
最安価格:2,700円(2025/12/04時点)
安く使えて速度も速いが、2日前までにパスポート登録が必要
ECサイトで買えるもので、eSIMタイプを安さ重視で探している人におすすめです。通信速度が優れているKT回線を使っています。2025年12月1日時点で、3日使えるプランの料金は1日あたり約533円。平均より安い傾向のため、料金を抑えたい人に向いています。3日間用・5日間用・10日間用の3種類があり、長期滞在の場合は平均より若干高めです。韓国で通信速度を計測したところ、下り速度は12〜13時で37.5Mbps・14〜16時で46.4Mbps・17〜19時で50.6Mbpsでした。どの時間帯でも速く、観光に使うアプリのダウンロードもサクサク完了するでしょう。制限のかかりにくさの検証では、3GB使った時点で約5Mbpsまで速度が低下しました。動画の再生や画像が多く表示されるSNSの閲覧では読み込みに待たされることがある速度でしょう。調べものをする・SNSに思い出を投稿する・待ち時間に動画を見るといった使い方をしたいのであれば、1日3GBは物足りない可能性があります。注意しておきたい点は、利用開始する2日前までに別途パスポート情報の登録が必要なことです。韓国に行く日が直前に迫っている人だと間に合わないため、気をつけましょう。1日3GB以内で足りて登録の手間よりも安さを重視したい人向けのeSIMです。
監修者:石川温(ケータイ・スマホジャーナリスト)
ガイド:高山健次(元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア・サービス担当)
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