トルコの暗号資産取引所Paribuが、ドバイとバーレーンでライセンスを取得しているシャリア準拠の暗号資産取引所CoinMENAの過半数の株式を取得しました。
木曜日のCoinMENAの発表によると、Paribuは最大2億4000万ドルの企業価値評価でCoinMENAの過半数の株式を取得しました。同社はこの取引がトルコ史上最大のフィンテック取引であり、同国初のデジタル資産プラットフォームの国境を越えた買収だと主張しています。
Paribuは、この買収を自国市場を超えた事業拡大に活用する計画だと述べています。CoinMENAは2021年初頭にバーレーン中央銀行からライセンスを取得し、2023年末にはドバイの仮想資産規制当局から別のライセンスを取得しました。
「この買収により、私たちはライセンスを取得した事業をより広い地域に拡大し、世界で最も暗号資産の採用が進んでいる市場の一つで規制を受ける事業者となりました」とParibu創業者兼CEOのヤシン・オラル氏は述べました。
ParibuとCoinMENAの代表者。出典:CoinMENA関連記事:アジア・中東回廊における暗号資産の未来は許可制のスケールにある
MENA地域における暗号資産
オラル氏は、この取引がトルコおよび「中東・北アフリカ(MENA)地域のデジタル資産とより広い金融エコシステムに広範な影響をもたらすと予想していると述べました:
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この発表は、過去数ヶ月間にMENA地域で多くの進展があったことに続くものです。11月下旬には、リップルのドルペッグ型ステーブルコインが、地元の監視機関から「承認された法定通貨参照トークン」として認められた後、アブダビの機関での使用が許可されました。
また11月には、アラブ首長国連邦の中央銀行による新しい政令が、分散型金融とより広範なWeb3産業を規制パラメータの下に置くと報じられました。10月初旬には、暗号資産取引所Bybitがアラブ首長国連邦の証券商品庁から仮想資産プラットフォーム運営者ライセンスを取得しました。
また10月には、チェイナリシスのレポートがトルコが今年MENA地域で主要な暗号資産市場として台頭したことを認めました。しかし、暗号資産の取引量の急増は持続可能な採用よりも投機的活動によって促進されていることも示唆されました。
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出典: https://cointelegraph.com/news/paribu-acquires-coinmena-turkey-mena-crypto-expansion?utm_source=rss_feed&utm_medium=feed&utm_campaign=rss_partner_inbound


