リップル日足チャート 2025年12月11日
リップル4時間足チャート 2025年12月11日
リップル1時間足チャート 2025年12月11日
リップル(XRP)は現在、2.00ドル付近を推移している。昨日は日足一目均衡表雲で反発した後に再び下落へ転じ、現在は日足中期HMAおよび4時間足長期HMAを下抜けた状態で推移している。直近安値ライン付近で一旦下げ止まりの様相を見せているものの、依然として戻りの弱い展開が続いている。
現状の価格帯は日足レベルでも意識されるサポート帯だが、日足中期HMAと4時間足長期HMAを明確に下抜けしたことで、日足ベースでも売り圧が増しやすい地合いとなっている。このため、今後1.985ドル付近を明確に下抜けた場合、短期的には1.915ドルから1.89ドル付近までの下落が想定される。ショートエントリーの条件は1.985ドル割れで、損切りは同水準直上とするのが妥当だ。
長期的にも日足レベルで高値切り下げの流れが続いているため、1.985ドル割れが確定する局面では売り圧がさらに強まりやすく、下落が加速する展開もあり得る。その場合は11月21日の安値付近である1.82ドルまでの下落も視野に入るだろう。
ビットコイン日足チャート 2025年12月11日
ビットコイン4時間足チャート 2025年12月11日
ビットコイン1時間足チャート 2025年12月11日
ビットコイン(BTC)は現在、90,200ドル付近を推移している。昨日は短期的に上昇する場面があったもののその後に失速し、本日早朝には一時的な急騰を見せたが反落。日足短期HMAを下抜ける形となり、短期的には再び下落圧が強まっている。
現状は4時間足一目均衡表雲内部での推移で、日足ベースでは下落圧がやや後退しているものの、雲下端となる89,000ドル付近が短期的な下限として意識される局面だ。しかし、日足短期HMAを割り込んでいる点を踏まえると、短期的な戻りは限定的となりやすく、今後は1時間足レベルで押し目を形成した後に89,000ドルを明確に下抜ける場合、88,000ドル付近まで下落しやすい展開と判断する。さらに、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションを伴い88,000ドルを割れる場合は、下値目標を4時間足長期HMA付近の86,000ドルから86,500ドルへの下落が視野に入る。
中長期的には日足レベルで下落圧が徐々に減少しており、下部には日足中期HMAが控えているため、直近で急激な下落に発展しにくい可能性がある。ただし、下降トレンド終了の明確なサインはまだ表れておらず、引き続き売り優勢の地合いとして相場を観察する必要があるだろう。
イーサリアム日足チャート 2025年12月11日
イーサリアム4時間足チャート 2025年12月11日
イーサリアム1時間足チャート 2025年12月11日
イーサリアム(ETH)は現在、3,200ドル付近を推移している。昨日は急騰によって4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近まで到達した後、横ばい推移へ移行したが、本日早朝に再び上振れを見せ、4時間足ボリンジャーバンド上限を突き抜けた。しかし上昇の勢いは続かず反落し、現在は日足短期HMAに支えられた状態で下げ止まりを模索している。
現状では短期的な上昇圧が後退しているものの、日足短期HMAを維持している限り、日足および4時間足レベルでは上昇傾向を継続していると判断できる。ただし、価格上部には日足一目均衡表雲下端および4時間足ボリンジャーバンドが控えているため、再度本格的な上昇へ向かうには、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンション発生と日足一目均衡表雲下端の突破が条件になる。
これらの条件が揃い、1時間足レベルでも上昇トレンドが明確に成立した場合、目標値は3,640ドル付近となる。一方で、日足短期HMAを明確に割り込み短期の下降トレンド構築へ進む場合には、中期の買い目線は一旦中止し、日足レベルでの下降トレンド再開の可能性を念頭に置く必要があるだろう。
フロキ日足チャート 2025年12月11日
フロキ4時間足チャート 2025年12月11日
フロキ1時間足チャート 2025年12月11日
フロキ(FLOKI)は現在、0.000046ドル付近を推移している。昨日は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドで反発して以降、1時間足レベルで下降トレンドを形成し、日足短期HMAを下抜けた状態となっている。
現状は4時間足一目均衡表雲内部で推移しており、雲下端が抵抗帯として意識される展開だ。だが、日足短期HMAを下抜けたことに加え、4時間足MACDがマイナス圏へ入り込んでいるため、短中期的には下落圧のかかりやすい相場と判断できる。このため、今後は日足短期HMAを上抜けずに1時間足レベルで押し目を形成し、その後4時間足一目均衡表雲下端を明確に割り込む場合、下値の目安は4時間足長期HMA付近の0.000044ドルとなる。
長期的には日足レベルで下落圧がやや減少しているものの、下降トレンドを否定する明確なサインは出ておらず、方向感に乏しい相場が続いている。ただし、価格上部には日足一目均衡表雲や日足長期HMAが控えているため、現在の推移は長期的な下降局面における戻り形成段階と判断できる。このことから、現状は引き続き売り優勢の地合いとして相場を観察すべきだろう。
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