ハイパーリキッド財団(Hyperliquid Foundation)は、オンチェーン調査員として知られるZachXBTに対し、10,000HYPEを寄付した。
金額は約25万4,000ドル(約4,000万円)相当で、ZachXBTが単一の組織から受け取った寄付としては過去2番目の規模となる。ZachXBTは2026年1月18日(日曜日)、資金の受領を確認し、主要な寄付者をまとめた最新のリーダーボードを公開した。寄付の詳細を明らかにすることで、活動資金の透明性を改めて示している。
公開されたリーダーボードでは、最上位の寄付者にOptimism(オプティミズム)が位置付けられ、ハイパーリキッドはそれに次ぐ2位となった。
続いてOctant、The White Whale、Arbitrum、BNB Chain、Unipcs、Nouns、CL207が並び、10位にはHigh Stakes Capitalが含まれている。今回の寄付について、ハイパーリキッド財団およびZachXBTの双方は具体的な理由や背景を明らかにしていない。一方で、ZachXBTがブロックチェーン上の不正行為を追跡し続けてきた実績と、寄付の事実そのものが公表されている点が注目されている。
ZachXBTは匿名で活動するオンチェーン調査員であり、アドレスクラスタリングなどの分析手法を用いて、ブロックチェーン上の資金移動を追跡してきた。
ウォレット間の関係性を可視化することで、詐欺や不正利用の構造を明らかにしてきたとされる。これまでの調査では、数百万ドル規模の盗難資金の回収につながった事例もあり、仮想通貨業界全体に影響を与える不正行為が明るみに出てきた。ZachXBTは活動資金や法的リスクへの備えとして、コミュニティからの寄付や助成金に依存しており、今回の寄付もその枠組みの中に位置付けられる。
直近では、2026年1月10日に発生した大規模な仮想通貨盗難事件に関する調査を公表。単一の被害者のハードウェアウォレットから、205万LTCと1,459BTCが盗まれ、被害総額は約2億8,200万ドルに達したとされる。
盗まれた資金は複数の仮想通貨取引所を経由して移動し、一部はモネロ(Monero/XMR)へ変換された。この過程で大量の取引が流入したことで、モネロの価格が一時的に上昇したことも確認されている。ZachXBTは、こうした資金移動の追跡を通じて事件の全体像を明らかにした。
ZachXBTはこれまで、ハイパーリキッドのプラットフォーム上で発生した不正事案についても警告や追跡を行ってきた。
2025年には、同プラットフォームに関わる精巧な詐欺と、その中心人物とされる英国人ウィリアム・パーカー(William Parker)の取引活動を暴露している。
また、侵害されたウォレットから盗まれたHypurr NFTに関連する約40万ドル(約6,300万円)規模のエクスプロイトについても注意喚起を行った。ZachXBTの調査対象は特定のネットワークに限定されておらず、業界全体を横断している点が特徴とされる。
今回の寄付により、ZachXBTは特定の利害関係に依存することなく、独立した立場で調査活動を継続できる環境を維持することになる。ハイパーリキッド財団による支援は、その活動基盤を下支えする事例の一つとして位置付けられる。
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