ドラム式洗濯機よりもコンパクトで安いうえに、乾燥機能も備えた縦型洗濯乾燥機。「ドラム式洗濯機がほしいものの金額やスペースの問題で導入できない」という悩みをもった人におすすめの商品です。しかし、ドラム式よりしっかり乾かないといわれることがあるため、実際にはどうなのか気になる人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の縦型洗濯乾燥機12商品を集め、8個のポイントから比較して徹底検証。選び方とともにおすすめの縦型洗濯乾燥機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな縦型洗濯乾燥機は「ドラム式洗濯機に負けずとも劣らない乾燥能力を持ち、少ないランニングコストで静かに運転するお手入れが簡単な商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな縦型洗濯乾燥機を「ドラム式洗濯機に負けずとも劣らない乾燥能力を持ち、少ないランニングコストで静かに運転するお手入れが簡単な商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の縦型洗濯機12商品を集め、以下の8個のポイントで徹底検証しました。検証①:乾燥力検証②:縮みにくさ検証③:洗浄力検証④:お手入れのしやすさ検証⑤:1回あたりの洗濯・乾燥コストのかかりにくさ検証⑥:静かさ検証⑦:洗濯ものの取り出しやすさ検証⑧:洗濯~乾燥の速さ
おすすめスコア:4.28(2026/01/21時点)
最安価格:182,861円(2026/01/21時点)
皮脂汚れがしっかり落とせる。使用時のコストはやや高め
パナソニックの「NA-FW10K1」は衣類の縮みを抑えつつ乾燥させたい人におすすめの商品。衣類をしっかりと乾燥させつつ衣類の縮みを抑えるため、お気に入りの衣類も同時に乾燥させたい人も使用しやすい一台といえます。乾燥力の検証では、チノパンのチャックの裏地やポケットの中など、地厚な生地の乾きにくい部位もカラリと乾かせていました。洗濯から乾燥までの時間は3時間56分と平均的ですが、しっかり衣類を乾かせていたので、時間に対する乾燥性能は高いといえます。縮みやすい綿のTシャツの縮みが少なかった点もポイント。ほかのほとんどの機種が1.5cm以上縮んだ肩幅が、0.7cmの縮みに抑えられていました。また、洗浄力もある程度高く、特に皮脂汚れをしっかり落とせました。また、卵・泥汚れもある程度きれいに。食べこぼし・泥遊びの多い年齢の子どもがいる家庭におすすめです。また、洗濯・脱水の運転音が平均よりも小さめだったのも高評価でした。一方、水道代が高い点がネック。洗濯から乾燥までで、109Lの水を使用していました。全商品の平均よりも約24L多く、一番水道代が低い機種からは1回あたり10円相当の44Lの差が。さらに乾燥フィルターが布素材のため、細かいホコリが布袋に張りついてお手入れしにくい点にも注意が必要でしょう。使用時のコストは高めですが、乾燥力・皮脂汚れに対する洗浄力・縮みにくさが優秀。お気に入りの衣類をしっかり洗浄・乾燥しつつも、衣類が縮むのを防ぎたい人におすすめです。
おすすめスコア:4.24(2026/01/21時点)
最安価格:181,449円(2026/01/21時点)
時間はかかるが乾燥力は十分。節約志向の人には不向き
東芝の縦型洗濯乾燥機「AW-10VP3」は洗濯容量が10kg、乾燥容量が5kgある商品。新たにスポーツウェアモードを搭載し、運動後のにおいの原因となるたんぱく質を手早く落とせると謳っています。10kgの大容量洗濯機ではありますが、槽の深さが51.0cmで投入口までの距離が8.5cmと、かなり楽に取り出せます。投入口の奥行は27.5cmと少々小さいものの、幅が42.0cmと大きめ。洗濯ものの取り出しには苦労が少ないといえます。皮脂汚れには強いのが特徴。標準コースで高水準で落とせていました。一方、泥・カレーといった汚れはほとんど落とせず。汗による汚れが多い人にはおすすめですが、色の濃い汚れが多い人は別の機種を選んでもよいでしょう。洗濯時の音は静かなものの、脱水・乾燥時は音が大きめ。とくに乾燥時は64.03dBとややうるさく感じました。頻繁に乾燥したい人や、夜に乾燥までさせたい人は、運転音が小さい商品を検討しましょう。洗濯から乾燥までは6時間11分と、かなりの長時間稼動。そのため、1回の稼動で電気代が120.28円とかなりの金額でした。水道代も23.64円とほかの洗濯機より高め。毎日乾燥までしたい人には、コストがかさむといえます。しかし、その分乾燥力は十分で、乾きやすいワイシャツだけでなく、チノパンやパーカーといった地厚な生地も乾いていました。加えて、服の縮みにくさも優秀で、最大でも着丈が1.3cm縮んだ程度。時間とコストはかかりますが、乾燥をしっかりしたい人にはおすすめです。
おすすめスコア:4.21(2026/01/21時点)
最安価格:173,000円(2026/01/21時点)
弱点の少ない洗浄力が魅力。お手入れはやや面倒
日立の「BW-DX100H」は幼児がいる家庭や子どもが部活をしていて汚れた練習着を洗濯することが多い人におすすめ。多様な汚れを落とすうえに、乾燥力が優秀な一台です。この機種はチノパンまで乾かせた乾燥力が魅力。ワイシャツはもちろん、ほかの機種が完全には乾かせなかったチノパンの地厚な部分までしっかり乾燥できていました。また、乾燥後の綿のTシャツに大きな縮みがなかったのもよかった点です。ほかのほとんどの機種が苦戦した口紅の汚れをある程度落とせた点もポイント。口紅以外も泥・皮脂・カレーの汚れもある程度落とせました。汗っかきの人や、泥汚れが多い子どもがいる家庭など幅広い人におすすめ。使用水量が少ない点も魅力です。全商品の平均85Lよりも15L少ない70Lの水道量で、洗濯から乾燥1回あたりの水道代は16.8円の計算です。ただし、電気代は平均より5円高い67円でした。乾燥時の運転音は平均よりやや大きい59dB。しかし、洗濯時・脱水時は平均的な音量で稼動していたので、極端にうるさく感じることはあまりないでしょう。乾燥フィルターが布製なのでお手入れが手間ですが、多様な汚れを落とせる洗浄力と、地厚な衣類も十分乾かせる乾燥力が魅力の一台。服を汚しやすい幼児や部活をしている子どもがいる人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.2(2026/01/21時点)
最安価格:199,999円(2026/01/21時点)
地厚な衣類もしっかり乾いたが、色の濃い汚れは落としきれず
日立の「BW-DX100J」は洗濯容量が10kg、乾燥容量が5.5kgある縦型洗濯乾燥機。自動投入が搭載されており、スマホ連携が可能なIoT家電です。洗濯から乾燥まで4時間53分とやや長い時間稼動していましたが、その分しっかりと乾いていたのはメリット。地厚で乾きにくいチノパンのポケットやパーカーのフード裏まで乾いていました。加えて、縮みやすい綿100%のTシャツは、着丈が2.3cm縮んだ以外にほとんど縮みはなし。乾燥をしっかりしたい人にはおすすめの機種です。一方で、乾燥までにかかる料金は水道代・電気代あわせて126.06円と高め。高騰する電気代・水道代が気になる人はほかの商品を選んでもよいでしょう。高い乾燥力の反面、洗浄力は物足りず。泥・カレーの汚れは温水洗浄コースでも落としきれませんでした。とくに、食べこぼしが多い人や泥や砂汚れが多い仕事・活動をしている人にはやや不向きです。投入口は内蓋があるため、幅39.0cm、奥行28.0cmと小さめ。加えて、槽の深さが54.0cmと深いため、取り出しやすいとはいえません。また、手前から槽までの距離が12.0cmあり、身長によっては前に大きく乗り出さないといけない恐れがあります。糸くずフィルターはプラスチック製でお手入れしやすいものの、乾燥フィルターが袋タイプなのはネック。袋の内側にホコリが張りついて、簡単には取れなかったのはストレスに感じました。運転音は洗濯時に45.03dB、脱水時に52.27dB、乾燥時に52.67dBとかなり静か。洗濯機置き場がリビングや寝室に近くても、さほど気にならない程度といえます。運転音によるストレスはほとんどないでしょう。
おすすめスコア:4.15(2026/01/21時点)
最安価格:158,800円(2026/01/21時点)
運転音や洗浄力が気になるが、節水性が優秀
シャープの縦型洗濯乾燥機「ES-TX8H」は洗濯容量が8kg、乾燥容量が4.5kgある洗濯機。付属のハンガーを使うことで、急ぎで乾かしたい服を短時間で乾かす「ハンガー乾燥」が特徴の商品です。洗浄力の検証では、皮脂・カレーといった色の濃い汚れがガンコつけおきコースを使っても完全には落ちませんでした。ほかの汚れも完璧に落とせたわけではなく、洗濯機に求められる洗浄力が物足りない印象です。また、脱水・乾燥時の運転音が60dBを越えており、検証中にうるさく感じたのも気になりました。乾燥フィルターは袋がないタイプのためゴミが簡単に落とせましたが、糸くずフィルターが布製な点は注意が必要。口が細長いため、ひっくり返すのも難しくゴミを取り除きにくく感じました。また、パーカーは乾かなかったものの、ワイシャツと地厚で乾きにくいチノパンもしっかり乾いていました。また、綿素材のTシャツはほとんど縮んでいなかったのがうれしいポイントです。使用水量が少ないと謳われているシャープ独自の穴なし槽が本商品にも採用されています。実際、洗濯から乾燥まででかかった水道代は16.8円とかなり安く抑えられていました。電気代は59.52円と特別安くはありませんが、水道代が安いため長期的な節約が期待できるでしょう。縦型洗濯乾燥機の多くは内蓋があるため、投入口が狭くなる傾向があります。しかし、本商品は内蓋がなく、投入口が広めであるため衣類をまとめて取り出しやすいといえます。一方で、槽は56.0cmとやや深いので、底のほうの衣類が取り出しにくい点には注意が必要でしょう。洗濯から乾燥までにかかった時間は3時間28分とかなり短め。運転音と洗浄力は気になりますが、縮みにくさ・節水性・乾燥力など魅力の多い洗濯機です。
おすすめスコア:4.09(2026/01/21時点)
最安価格:122,000円(2026/01/21時点)
運転音は静かだが、洗浄力・乾燥力ともに一歩足りず
日立の「BW-DV80H」は、ビートウォッシュの洗濯機の1つで、洗濯容量は8kg、乾燥容量は4.5kgです。日立独自の「AIお洗濯」を搭載したIoT家電です。この商品の魅力は乾燥後の衣類の縮みにくさ。今回の検証で最も縮みやすく、最大で3.7cm縮んだ着丈が、この機種はわずか0.2cmでした。また、肩幅も平均で1cm以上縮んだのに対し、0.6cmとパッと見では判別できないレベル。衣類の縮みが気になる人におすすめです。しかし、乾燥力の評価は伸び悩みました。とくに、ほかの機種でしっかり乾いたワイシャツが、手で触って少し湿っていたのが難点。地厚な衣類も完全には乾かず、チノパンの前面で9.9%と高めの水分が検出されました。洗浄力の検証でもほとんどの汚れを落としきれず。なかでも、卵・カレー・口紅の汚れがほとんど薄められませんでした。また、使用水量が79Lと多め。10kgの洗濯機と同じくらいの水を使用します。運転音は洗濯・脱水・乾燥すべてで平均と同じか少し下回りました。運転音が気になることはあまりないでしょう。糸くずフィルターはプラスチック製で、フタをスライドさせれば軽い力で開けるので、お手入れは簡単。しかし、乾燥フィルターは布素材です。メッシュ素材のフィルターよりもホコリのまとまりが悪く、ゴミ箱の上で振っても簡単にゴミが捨てられませんでした。運転音が小さいものの、乾燥つきの洗濯機としては洗浄力・乾燥力が物足りない点がネックといえます。
おすすめスコア:4.08(2026/01/21時点)
最安価格:186,800円(2026/01/21時点)
大きな口で槽内の視認性良し。標準コースの汚れ落ちが惜しい
シャープの「ES-PT10H」は洗濯容量10kgに、乾燥容量5kgの縦型洗濯乾燥機。2種類のハンガーが付属しており、乾燥しづらい小物を乾燥させるハンガー除菌・乾燥コースや、プラズマクラスターを使った除菌・消臭コースが使えます。縦型洗濯乾燥機としては珍しく、内蓋がなく投入口が大きく感じられました。実際、投入口の奥行が33.0cmとほかの商品よりも5cmほど大きかったため、槽内の状態を見通しやすいでしょう。また、操作パネルが本体手前にないため槽までの距離が10.0cmと短く、然程身を乗り出さずとも衣類に手が届きました。乾燥後の仕上がりはまずまずで、パーカーの乾きにくいポケットの内側やフードの裏には水分が少々残りましたが、薄手のワイシャツやチノパンは問題なくカラリと乾きました。夏場の薄い服やフードのような重なりの少ないシンプルな衣類であれば問題なく乾かせるでしょう。おおむね乾燥できているなかで、稼動時間が短い点は魅力の1つ。開始から3時間20分ほどで全工程が完了したため、お出かけ前に気軽に開始させられそうです。一方で、乾燥後の綿のTシャツが全体的に1cm以上縮んでいたため、服によっては乾燥後に着たときにピチッとした感覚が気になるかもしれません。1回あたりの洗濯・乾燥コストは、独自の穴なし槽が実力を発揮し水道代が18.60円と控えめ。一方で、電気代が63.86円と高めの水準だったため、総合的な稼働コストの評価はよいとはいえない程度にとどまりました。乾燥フィルターは平らな形でふわっとしたホコリが簡単に取り除けるでしょう。一方で、糸くずフィルターが布製である点はお手入れがしづらく感じました。口が細長いため袋をひっくり返すのも難しく、水を含んだホコリを取り除くには苦労しそうです。汚れ落ちはそこそこで、標準コースの洗濯は泥とカレー以外の汚れは薄めることはできていましたが、劇的にきれいになったとはいいがたい程度。温水洗浄コースを使えばどの汚れもきれいにできていましたが、温水洗浄コースは標準コースよりも時間と電気代がかかる点に注意が必要です。
おすすめスコア:4.04(2026/01/21時点)
最安価格:149,800円(2026/01/21時点)
お手入れしやすい点は魅力だが、乾燥力が物足りず
東芝ライフスタイルのブランド、ZABOONシリーズの1つ「AW-10VP2」は洗濯容量は10kg、乾燥容量は5kgの洗濯機。頑固な汚れがついた衣類を事前に軽く洗う「予洗い+(プラス)コース」を搭載しています。乾燥力は高くなく、チノパンに乾きムラが残り、パーカーはポケットの中・フードの裏などの乾きにくい部位が濡れたままでした。しかし、ワイシャツはしっかり乾いていたので、薄手の衣類なら乾かせるでしょう。縮みにくさの検証では、ほかの機種のほとんどが1cm以下の縮み具合に抑えていた裾幅が、2cm以上縮んでいました。ほかの箇所は平均的な縮み具合ですが、縮んでほしくない衣類は乾燥しないようにしましょう。糸くずフィルターはプラスチック製、乾燥フィルターはメッシュ素材とゴミが取り除きやすいのは魅力。どちらのフィルターも開けやすく、ゴミが取り除きやすい構造です。洗浄力の検証では皮脂汚れと卵の汚れをある程度落とせました。しかし、カレーと口紅の汚れがあまり落とせておらず、温水洗浄でも色味があまり薄まらない結果に。運転音は洗濯・脱水・乾燥のどの工程でも平均的。特別うるさいわけではないため、洗濯機置き場がリビングや寝室に極端に近くなければ、とくに気になることはないでしょう。洗濯容量が10kgの大型の洗濯機ですが、槽の深さは平均55cmに対して52cmと浅め。槽の底に落ちている薄い衣類にも比較的手が届きやすいといえます。お手入れに気を使う人には魅力的な部分がありますが、より汚れを落とせて乾かせる機種を検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.01(2026/01/21時点)
最安価格:94,400円(2026/01/21時点)
しっかり汚れを落とせるが、使用水量が多く、縮みやすい
東芝ライフスタイルの「AW-8VM2」は洗濯容量は8kgで、乾燥容量は4.5kgの、ZABOONシリーズの1つ。Ag+抗菌水で洗濯しながら抗菌できると謳っています。この商品は卵やカレーの汚れが標準コースでかなり薄まりました。皮脂・泥・口紅の汚れはあと一歩の結果だったものの、食べこぼしの多い子どもがいる家庭におすすめです。お手入れは乾燥フィルター・糸くずフィルターがどちらもお手入れしやすい素材でした。フタも開けやすい構造のため、どちらもゴミが捨てやすいでしょう。乾燥力の検証ではパーカー・チノパンの厚手の衣類を乾かせませんでした。パーカーはポケットの中が乾いておらず、左右ともに水分量計で10%と高い数値。しかし、衣類の重さは稼動前後でやや減少しており、ワイシャツはしっかり乾いていたので、薄手のものなら十分に乾かせるでしょう。一方、服の縮みが大きかったのはネック。肩幅・脇下の身幅・裾幅・首元から裾までの着丈で、2~3.5cm縮んでいました。お気に入りの衣類は乾燥するのを避けたほうがよいでしょう。使用時のコストは高めで、1回の洗濯から乾燥までで21円相当の水を使用。一部の10kgの洗濯機の使用水量をも上回っており、かなりの水を使っているといえます。また、乾燥時の運転音が59dBと、ほかの機種より大きめな点も気になりました。洗濯機置き場とリビング・寝室が近い距離にある人は、ややうるさく感じるかもしれません
おすすめスコア:4.01(2026/01/21時点)
最安価格:140,000円(2026/01/21時点)
カビ対策はお任せ。しかし、大きな音で3時間運転し続ける
東芝の縦型洗濯乾燥機「AW-8VM3」は洗濯容量が8kg、乾燥容量が4.5kgの商品。前モデルからフタのカラーデザインが銀色になり、高級感があります。自動槽乾燥の設定ができる点は魅力の1つ。槽の外側はとくにカビが生えやすいため、温風を使ってしっかり乾燥させることで、槽の水気を飛ばせます。洗濯槽の黒カビが気になる人におすすめです。糸くずフィルターや乾燥フィルターもお手入れは簡単なので負担は少ないでしょう。乾燥力はまずまずで、薄手のワイシャツはシワが多いながらもカラッと乾かせていました。一方で、パーカーはポケットの中やフードの裏といった温風が当たりにくい箇所が乾ききらず、手で触ったときにしっとりとした感覚が。厚手のものはほかのものと一緒に回さないようにするといった工夫が必要でしょう。洗濯から乾燥までは約4時間と縦型洗濯乾燥機としては一般的な所要時間でした。しかし、4時間の稼動で綿のシャツが強めに縮んでおり、とくに肩から裾までの着丈が2.4cmとかなりの縮み具合。縮みやすい綿素材の衣類やお気に入りのニットなどを、乾燥にかけることは避けたほうがよいでしょう。投入口は幅38.1cm、奥行25.7cmとやや狭い寸法。衣類を取り出すときは全部一度に出すよりは、小分けにして出すほうが楽にできるでしょう。また、槽が55.0cmと深いことに加え、手前から槽までが12.0cmとやや厚いため、多少身を乗り出す必要がありそうです。洗浄力はいまひとつで、皮脂汚れは比較的落とせていたものの、最も汚れ落ちのよい商品とはいえない水準。また、泥やカレーといった濃いめの汚れが落としきれませんでした。泥遊びや食べこぼしの多い幼児がいる家庭には向かない印象です。乾燥時の運転音が66.53dBとややうるさい点はネック。4時間の稼動時間のうち、およそ3時間ほどは乾燥に時間を使うため、乾燥がうるさいのはストレスに感じやすいといえます。加えて、1回の洗濯・乾燥で約76円の電気代を消費しており、省エネ志向の人には不向きでしょう。
監修者:神崎健輔(洗濯ハカセ)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


