ソニー銀行は23日、投資型クラウドファンディングプラットフォーム「Sony Bank GATE」において、香川県の老舗飴屋である「五人百姓池商店」を対象とした新規ファンドの募集を開始すると発表した。

本案件では出資特典の一つとして、「五人百姓池商店NFT」が用意されている。このNFTは「Sony Bank CONNECT」を通じて閲覧・管理ができる仕様となっており、伝統産業の支援プロジェクトにデジタルアセットを付帯させた構成となっている。

支援対象となる五人百姓池商店は、1245年の創業から780年以上にわたり、金刀比羅宮(こんぴらさん)の参道で伝統菓子「加美代飴」の製造・販売を続けている。

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なお、同社が名を冠する「五人百姓」とは、金刀比羅宮の境内で唯一商売を許された5軒の飴屋を指す。その起源は1000年以上前、神のお供としてこの地に来た5つの家系にまで遡り、代々神事の手伝いをしながら参拝者向けに飴を作り続けてきた歴史がある。

公式ウェブサイトによれば、こんぴら名物として親しまれる加美代飴は、もともと「ご利益のお裾分け」として生まれたものだという。

alt [加美代飴 「五人百姓池商店」オンラインストアから]

現在は28代目社長のもと、製造工程の見学や飴づくり体験プログラムの提供、地域素材を活用した新商品の開発など、観光産業を軸とした持続可能なまちづくりを推進している。今回のファンドで調達された資金は、同社のこうした事業活動全般に活用される予定である。

alt [リリースから]

本ファンドの募集期間は2026年1月27日から2月21日まで。目標募集金額は300万円、1口あたりの申込金額は1万円に設定されている。事業計画達成時の目標リターンは1.03倍(税引後1.02倍)、年利換算で15%を見込んでいる。

出資特典のNFTについては、2026年3月中旬頃に出資者へ送付されるシリアルコードを、NFTプラットフォーム「SNFT」上で入力することで取得が可能となる。

|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)


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