ETHZillaが1月17日付でSEC(米証券取引委員会)に提出した書類「Form 8-K」によると、同社は、新たに設立した完全子会社ETHZilla Aerospaceを通じて、CFM56-7B24航空機エンジン2基を取得した。
この取引は1月12日付で締結されたエンジン売買契約に基づいており、Aero Engine Solutionsの関連会社であるAvean Engine Solutionsから取得した。
エンジンの取得額は総額1220万ドル(約18億7900万円、1ドル154円換算)で、現金で支払われた。
エンジンは、大手航空会社を借主とする航空機エンジンリース契約の対象となっている。このリース契約は、取得の一環としてETHZilla Aerospaceに譲渡された。
ETHZilla Aerospaceは今回の取得に関連して、Aero Engine Solutionsとの間でサービス契約を締結。このサービス契約に基づき、Aero Engine Solutionsはリース期間中、月額手数料と引き換えに、ETHZilla Aerospaceに代わってエンジンの管理を行う。このサービス契約には、リース契約の満了時またはそれ以前の解約時に、エンジンが同契約で定められた状態を満たしていることを条件に、いずれの当事者も1基あたり300万ドル(約4億6000万円)でエンジンの売却または購入を求める権利が含まれる。
RWAトークン化を推進
これまでイーサリアム(ETH)トレジャリー戦略を推進してきたETHZillaは、その戦略から距離を置き始めている。
ETHZillaは12月16日、自動車ローン、製造住宅ローン、航空宇宙機器、不動産などの資産をトークン化するRWA(現実資産)戦略を推進していることを発表。今回の航空機エンジンの取得は、この取り組みの一環である可能性がある。
ETHZillaは2025年10月、自社株買いプログラムの資金調達のために4000万ドル(約61億6000万円)相当のイーサリアムを売却。同年12月には、7450万ドル(約114億7000万円)相当のイーサリアムを売却し、売却で得た資金をシニア担保付転換社債の償還に充てるとしていた。
|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
New Atlas for Digital Assets ──
デジタル資産市場の「地図」と「コンパス」を目指して


