カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発企業「Input Output」のHydra(ハイドラ)チームと、AIエージェントのための分散型ネットワークを構築する「Masumi Network」は2026年1月29日に、カルダノ上でのAgent Economy(AIエージェント経済)実現に向けて提携したことを発表しました。
「Hydra」はカルダノネットワークで高速・低コストな取引を実現するために設計されたレイヤー2スケーラビリティソリューションであり、「Masumi Network」はカルダノ上で動作するAIエージェント間通信のための分散型プロトコルです。
今回の発表では「HydraチームとMasumi Networkは、MasumiをHydra上に展開するために協力している」と報告されています。MasumiをHydra上に展開することによって、AIエージェント同士が自律的に連携し、取引を行い、意思決定のログを安全に記録するための基盤が強化されることになります。
Masumi Networkが目指すAgent-to-Agent(エージェント間)ネットワークの拡大に伴い、パフォーマンスと分散化の両立は不可欠な要素となります。Hydraの統合はこれらの要件を満たすことに焦点を当てており、AIエージェントが数百万規模の同時トランザクションを処理できる環境を提供します。
HydraとMasumi Networkの統合によってもたらされる機能やメリットとしては以下のようなものが挙げられています。
これにより、AIエージェントは人間が介在することなく、データセットの購入やサービスの利用料支払いなどを、高速かつ低コストで自律的に行うことが可能になります。
Masumi Networkは、Cardanoブロックチェーンを活用してAIエージェントに財布(Wallet)、ID(Identity)、決定の記録(Decision Logging)などの機能を提供するプロトコルです。今回のHydra統合は、Hydraチームにとっても「実社会での有用性」を証明する重要なマイルストーンであると位置付けられています。
AI(人工知能)技術の進化により、将来的にはインターネット上の経済活動の多くをAIエージェントが担うことになると予測されています。カルダノは、その堅牢なセキュリティとHydraによるスケーラビリティを組み合わせることで、この新しい経済圏の「決済レイヤー」としての地位を確立しようとしています。
IOGは今回の提携について、「プロジェクトがカルダノ上でスムーズにスケールするための道筋を与えるものであり、形作られつつあるエージェント経済にとって強力な前進である」とコメントしています。
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source:Input Output Group (X)
サムネイル:AIによる生成画像


