SBIホールディングスは4日、2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~12月31日)の連結決算を発表した。
開示されたセグメント別業績によると、暗号資産(仮想通貨)事業は収益、利益ともに前年同期比で増加を記録した。
当該期間における、暗号資産取引所SBI VCトレードと同ビットポイントジャパンが主体となる暗号資産事業の収益は720億8200万円となり、前年同期の628億4900万円と比較して14.7%の増加となった。
利益面においても、セグメント利益に相当する税引前利益が220億6300万円を計上し、前年同期の181億1500万円から21.8%増加した。
この増収増益の背景には、暗号資産市場全体の活況に伴う取引の活発化が影響していると考えられる。
特に2025年10月にビットコイン(BTC)が過去最高値を更新したことで、投資家による取引高が拡大し、収益を押し上げた一因となったと見られる。
加えて、VCトレードが2025年3月に電子決済手段等取引業者の登録を経て開始した米ドル建てステーブルコイン「USDC」の取扱いも、新たな取引需要の創出やユーザー層の拡大に寄与したか。
なお、Web3関連の先進的な分野に取り組む事業については「次世代事業」セグメントに含まれており、暗号資産事業とは区分して報告されている。
同社は1月30日、2026年4月1日を効力発生日として、SBI VCトレードを存続会社とするビットポイントジャパンの吸収合併を発表している。
|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock
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