女性・子ども向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」を運営するANAPホールディングスは2月20日、子会社のANAPライトニングキャピタルを通じて、ブロックチェーン開発企業のBlockstreamと共同でビットコインを利用したRWA(実物資産)に関する実証実験を開始すると発表した。
本実証実験ではBlockstreamが開発したビットコインのレイヤー2技術である「Liquid Network」を利用する。
同ネットワーク上で実物資産を裏付けとするRWAトークンを試験的に発行し、日本国内での将来的なサービス展開を視野に、技術、ビジネス、規制の各側面から調査および検証を実施するとのことだ。
両社は昨年12月に、日本市場におけるBlockstreamの技術推進に関する基本合意書を締結しており、今回の取り組みはそのプロジェクトの一環として位置づけられている。
Blockstreamの創業者でありCEOを務めるアダム・バック(Adam Back)氏は、ビットコインのホワイトペーパー著者であるサトシ・ナカモトと初期に直接交流があった人物の一人として紹介されている。
ANAPグループは日本の上場企業として第3位となる約1417BTCを保有しており、一方のBlockstreamが提供するLiquid Networkは、世界で4500億円以上のトークン化実績を持つ。
具体的な検証項目としては、Liquid Networkを利用したトークン発行と管理体制の実用性検証や、日本の法規制に準拠したトークンモデルの設計などが挙げられている。
同ネットワーク上のスマートコントラクト言語「Simplicity」の研究と調査も進められる予定だという。
|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)
