暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンス共同創業者CZ氏らが設立した投資会社「YZi Labs(ワイジー・ラボ)は17日、シリコンバレーを拠点に次世代のAIロボットシステムを構築する「RoboForce(ロボフォース)」の5,200万ドル(約82.9億円)の資金調達ラウンドを主導したことを発表した。
ロボフォースが開発するフラッグシップ・ロボットのTITAN(タイタン)は、太陽光発電所や鉱山といった人間にとって過酷な環境での労働力不足を解消するために設計された物理的AI搭載の自律型システムである。
同社は2023年に設立され、テスラやグーグル、アップルなどの先端企業で経験を積んだエンジニアチームを擁しており、現場のデータを基盤モデルにフィードバックすることでロボットを継続的に進化させる「データフライホイール」を構築している。エヌビディアのジェンスン・ファンCEOが、タイタンを革新的な事例として紹介したことからも注目を集めているシリコンバレーの新進企業だ。
ワイジー・ラボは、今回の資金調達ラウンドを主導するという決定を下したことについて、以下のような理由をあげている。
ワイジー・ラボは、今回の資金調達により「ロボフォースのロボット基盤モデルとAIデータフライホイールの強化、製造規模と物理AIロボットプラットフォームの拡張、そして商業化の推進」を加速させると発表している。労働力不足という世界的な課題解決に取り組むロボフォースの今後に注目したい。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.41円)


