Coinbaseの出金限度額:2万5,000ドルか、10万ドルか、それともアカウントの表示どおりか?
Coinbaseの個人向けアプリには、単一の出金上限は公表されていません。上限は「設定」(Settings)内の「アカウントの上限」(Account limits)に表示され、支払い方法、本人確認の状況、利用履歴によって異なります。
1日10万ドルという数字は機関投資家向けの取引所Coinbase Exchangeのもので、2万5,000ドルは旧Coinbase Pro時代のガイドに由来します。また、暗号資産の送金はブロックチェーン上の承認を経て初めて完了します。
Key Takeaways
- Coinbaseアプリには1日あたりの単一の出金上限は公表されていません。上限は「設定」の「アカウントの上限」に表示され、本人確認の状況、購入履歴、支払い方法によって決まります。
- 1日10万ドルはCoinbase ExchangeにおけるACHおよびFedwireでの法定通貨出金のデフォルト上限で、2万5,000ドルはCoinbase Pro時代に書かれたガイドに由来する数字です。
- 保留中の現金入金で購入した暗号資産は、取引はできても保留が解除されるまで送金できません。解除は通常、確認メールに記載された日付の太平洋時間(PT)23:59で、Coinbaseサポートでも期間は短縮できません。
- 暗号資産の送金には、Coinbaseが見積もるネットワーク手数料に加え、USDTでは0.01%(上限20 USDT)、ライトニングネットワークでは0.2%の手数料がかかります。Coinbaseユーザー間の送金は無料です。
- カードへの即時出金は通常約30分で着金し、最長24時間かかる場合があります。Coinbaseの米国デリバティブ向け出金ページでは、ACHまたは電信送金で1~3営業日とされています。
- MEXCは上限を事前に公表しています。初級KYC認証後は1日80 BTC、上級KYC認証後は1日200 BTC、手数料はイーサリアム上のUSDTで0.094 USDTなどネットワークごとの定額制で、手動審査の所要時間は5~60分です。
「Coinbase 1日の出金上限」の答えがネット上で3つある理由
このフレーズで検索すると、1ページ目には「1日2万5,000ドル」「1日10万ドル」「状況による」という3つの答えが並び、同じ記事の中に混在していることも少なくありません。
2万5,000ドルという数字は、Coinbase Pro時代に書かれたサードパーティのガイドに由来します。Coinbase Proはその後Coinbase Advancedに統合されており、本ガイドで確認したCoinbaseヘルプのページには、この数字はどこにも記載されていません。
10万ドルという数字は実在しますが、これは機関投資家向けの取引所Coinbase Exchangeにおける法定通貨出金のデフォルト上限であり、多くの読者が使っているアプリの上限ではありません。
3つ目の答えが個人向けのルールです。Coinbaseヘルプによると、上限は「設定」の「アカウントの上限」セクションに表示され、完了した本人確認、購入履歴、支払い方法などによって異なります。
本ガイドでは、上限が設定されているCoinbaseの4つのプロダクトを整理し、どの上限よりも多くの出金を止めている入金の保留を解説したうえで、各出金ルートの手数料と所要時間を示します。後半では、その結果をMEXCが公表しているルールと比較します。
Coinbaseのプロダクト別出金上限
Coinbaseはそれぞれ独自の出金ルールを持つ4つのプロダクトを運営しており、検索結果が混乱しているのは、これらが混同されているためです。
| プロダクト | 公表されている出金上限 | 備考 |
| Coinbaseアプリ(個人向け) | 単一の数値はなし。「設定」の「アカウントの上限」に表示され、支払い方法、本人確認、利用履歴によって決まる | 暗号資産を売却して現金残高に換える金額には、原則として上限なし。米国の顧客が出金するには、利用可能残高がプラスである必要がある |
| Coinbase Exchange | 法定通貨出金のデフォルト上限は、ACHまたはFedwireで1日10万ドル、SWIFTで1日1,000万ドル、SEPAで1日10万ユーロ、Faster Paymentsで1日10万ポンド | 電信送金とSEPAによる入金は無制限。ACHによる入金は週ごとの銀行振込上限に従う。申請により上限の引き上げが可能 |
| Coinbase Prime | 暗号資産と法定通貨を合算した1日の上限をカスタマイズ可能(50万ドルから無制限まで) | 指定した時刻に24時間ごとにリセット。変更には複数承認者の合意とYubiKeyが必要 |
| Coinbase Card | カード会員規約で定められ、アプリに表示される | Coinbaseの取引手数料はなし。ATM運営会社が手数料を課す場合あり。カードで暗号資産を売却する際はスプレッドがかかる |
2026年9月8日時点で、Coinbaseヘルプの「Account limits」「Deposit and Withdrawal Limits on Coinbase Exchange」「Daily Withdrawal Limit on Coinbase Prime」「Coinbase pricing and fees disclosures」と照合して確認したデータです。
つまり個人アカウントの場合、実際の答えは数字ではなく画面にあります。「設定」を開いて「アカウントの上限」を選び、各支払い方法の横に表示されている金額を確認してください。
同じページでは、上限の引き上げを申請する方法や、アカウントレベルに応じて暗号資産の送受信などの機能が利用可能になる仕組みも説明されています。
これらのアカウント上限の背景にある本人確認レベルについては、CoinbaseのKYC要件に関するガイドで解説しています。
利用可能残高と入金の保留
出金が失敗する原因は上限よりも保留のほうが多く、そのルールは公開されています。
Coinbaseは利用可能残高を「送金または出金できる金額」と定義しており、これはアカウントの総額から暗号資産、株式、ファンドといった現金以外の資産を差し引いた額です。
現金入金は保留(Hold)となる場合があります。保留期間中もその資金で暗号資産の購入、売却、取引はできますが、保留が解除されるまでは、その資金で購入した暗号資産の送金、DEX資産の取引、予測市場コントラクトの購入はできません。
保留期間はアカウント履歴、支払い状況、取引履歴によって異なり、Coinbaseはセキュリティと不正防止の観点から保留期間を変更できないとしています。
購入または入金の後には、資産がいつ利用可能になるかを記載したメールが届きます。保留は通常その日付の太平洋時間23:59までに解除されますが、異議申し立て中の取引やアカウントの安全確認がある場合は延長されることがあります。
Coinbaseによると、保留が解除された後でも、外部アカウントへの一部の送金や出金が一時的に制限される場合があります。その場合は、時間をおいて再試行するか、入金元の銀行口座へ資金を出金できます。
保留を回避できる唯一の方法はデビットカードによる入金です。Coinbaseによれば、この資金はすぐに暗号資産の送金、DEX資産の取引、予測コントラクトの購入に使えます。
電信送金やデビットカードでの購入は出金の可否に影響しませんが、アカウントに既存の保留がある場合はその対象となります。
出金ルート:手数料、着金時間、公表されている上限
Coinbaseは法定通貨の各ルートの手数料をExchangeの手数料表で公表しており、個人向けアプリでは出金のプレビュー画面に手数料と着金の目安が表示されます。所要時間が公表されているのは一部のルートだけです。
| ルート | 手数料 | 着金時間 | 公表されている上限と備考 |
| ACH(米ドル) | 無料 | 連携した銀行まで通常1~3営業日(銀行により異なる) | Coinbase Exchangeのデフォルトは1日10万ドル |
| 国内電信送金(米ドル) | 出金25ドル、入金10ドル | 通常1~3営業日(銀行により異なる) | Coinbase One PreferredおよびPremiumでは、Coinbaseの国内電信送金手数料が無料 |
| SWIFT(米ドル) | 出金25ドル、入金25ドル | プレビュー画面に表示 | Coinbase Exchangeのデフォルトは1日1,000万ドル |
| SEPA(ユーロ) | 出金無料、入金0.15ユーロ | プレビュー画面に表示 | Coinbase Exchangeのデフォルトは1日10万ユーロ |
| 英ポンド(Faster Paymentsによる入金、SWIFTの英ポンド項目) | 入金無料。Exchange手数料表のSWIFT英ポンド項目では出金1ポンド | プレビュー画面に表示 | Coinbase Exchangeのデフォルトは全通貨合計で1日10万ポンド |
| カードへの即時出金 | プレビュー画面に表示 | 約30分、最長24時間(カード会社により異なる) | Coinbaseによる上限はなし(カード会社が上限を設ける場合あり)。米国、英国、EUでVisa Fast FundsまたはMastercard Send経由で利用可能 |
2026年9月7日・8日時点で、Coinbase Exchangeの手数料表と上限ページ、およびCoinbaseヘルプの「Instant cashouts」「Cash out (US Derivatives)」と照合して確認したデータです。
1~3営業日という数字はCoinbaseの米国デリバティブ向け出金ページによるもので、現物アカウントから連携した銀行口座へのACHおよび電信送金を対象としています。個人向けアプリ自体の目安は、プレビュー画面に表示されます。
即時出金には、対象となる認証済みの支払い方法が必要です。また、シンガポールのアカウントは、FASTによるシンガポールドル建て銀行口座、またはSWIFTによる米ドル建て銀行口座への出金のみ可能です。
暗号資産の送金:手数料、最小送金額、所要時間
Coinbaseが請求する手数料は、単独のウォレット間送金を想定したネットワーク手数料の見積もりに基づいています。Coinbaseは、バッチ処理やネットワークの混雑により、この見積もりが自社の実際の支払額と異なる場合があることを開示しています。
USDTの出金には0.01%の処理手数料(上限20 USDT)が加算され、ライトニングネットワークでのBTC送金にはオンチェーン手数料の代わりに0.2%の処理手数料がかかります。Coinbaseユーザー同士のメイン残高間の送金は無料です。
最小送金額は、資産とネットワークごとに送金画面に表示されます。
所要時間は2つの段階に分かれます。
Coinbaseは自社のチェックを経てからトランザクションをブロードキャストします。処理中のトランザクションに関するページによると、ネットワークとの同期が一時的に途切れると送金が遅れることがあり、その遅延は通常1時間未満です。
その後はブロックチェーン次第です。Coinbaseは承認が完了してから受け取った資金を反映し、受け取り側のプラットフォームも独自の承認数を適用するためです。
仕組み上「処理中」のままになる送金が2種類あります。メールアドレスや電話番号宛ての送金は受取人の受け取りを待つ状態となり、30日以内に受け取られなければ送金者に戻ります。また、ライトニングネットワークのインボイスは、送金者が支払いを完了するまで最長72時間「処理中」のままです。
セルフカストディウォレットへの初回出金では、少額入金テストが求められる場合もあります。これは、そのウォレットからランダムな少額をCoinbaseに送金し、そのアドレスを自分で管理していることを証明するものです。
着金時間のテスト方法
Coinbaseが公表しているのは実測値ではなく目安の時間枠です。そこで本ガイドでは、このギャップを埋めるための検証方法を記録し、上記の数値を実測値ではなく想定値として示しています。
手順はシンプルです。平日に、本人確認済みのCoinbaseアカウントから新しく発行した取引所のアドレスへ、イーサリアム経由で50 USDT、ビットコインネットワーク経由で0.001 BTCを送金し、それぞれの送金について5つのUTCタイムスタンプを記録します。
5つのタイムスタンプとは、Coinbaseで送金が確定した時点、トランザクションハッシュが表示された時点、ネットワークで最初の承認が得られた時点、受け取り側プラットフォームが求める承認数に達した時点、そして残高に反映された時点です。
週末にもう一度同じテストを行い、各プレビュー画面に表示されたネットワーク手数料とともに両方の結果を公表します。次回のテストで状況が変われば、表を更新します。
Coinbaseの出金が止まっている理由
Coinbaseで出金が止まるケースのほぼすべては、公表されている7つのルールのいずれかに当てはまります。
購入直後に送金が始まらない場合、通常はその元になった現金入金がまだ保留中です。確認メールに記載された日付まで待つか、次回からデビットカードで入金するのが対処法です。
保留が終わった後も送金がブロックされる場合は、Coinbaseが説明している一時的な制限に該当します。公表されている対処法は、時間をおいて再試行するか、入金元の銀行口座に出金することです。
米国アカウントで出金ボタンがグレーアウトしている場合は、利用可能残高がプラスになっていないことを示しています。これは「現金」(Cash)の残高サマリーで確認できます。
新しいセルフカストディウォレットへの送金が拒否される場合は、そのウォレットからの少額入金テストが完了していないということです。
1時間たってもトランザクションが「処理中」のままなら、原因の多くはネットワークの同期遅延、受け取られていないメール・電話番号宛ての送金、または送金者が支払いを完了していないライトニングインボイスです。どれに当たるかは、ブロックエクスプローラーでトランザクションハッシュ(TxID)を調べればわかります。
出金が送信済みになっているのに銀行に着金していない場合、原因の多くは銀行側の送金ルートそのものです。ACHや電信送金は営業日のみ処理され、カードへの即時出金は最長24時間かかることがあります。
Coinbaseに送られた非対応の資産は回収できる場合があり、その費用はネットワーク手数料に加え、100ドルを超える価値部分の5%です。
Coinbaseから他の取引所へ資金を失わずに移す方法
以下の手順では、本ガイドを公開しているMEXCを送金先としていますが、Coinbaseと共通のネットワークに対応している取引所であれば同じように使えます。
送金先をまだ検討中のトレーダーは、まず暗号資産取引所の代替候補をまとめた完全ガイドをご覧ください。
第1に、送金先の取引所で「ウォレット」→「入金」を開いて資産を選び、Coinbaseでもその資産に対応しているネットワークを選択したうえで、アドレスと、ページに表示されていればメモ(Memo)またはタグ(Tag)をコピーします。
第2に、Coinbaseで「送信」(Send)を開いてアドレスを貼り付け、同じネットワークを選択してプレビューを確認します。プレビューには、Coinbaseのネットワーク手数料の見積もりと、USDTの場合は0.01%の処理手数料が表示されます。
第3に、少額入金テストはセルフカストディウォレット向けの仕組みなので、他の取引所の入金アドレスへの送金では求められません。ただし、現金入金がまだ保留中であれば、保留が解除されるまで送金は止まります。
第4に、送金を確定してネットワークでの承認を待ちます。送金先では、独自の承認数に達してから残高に反映される点に注意してください。
MEXCでは暗号資産の入金は無料で、Memo/Tagが必要なトークンの場合は入金ページに表示されます。これを入力し忘れることが、この送金で取り返しのつかない唯一のミスです。
USDTの場合、イーサリアムは両プラットフォームが対応しているネットワークで、2026年9月7日時点の表示では、MEXCからこのネットワークで出金する際の手数料は一律0.094 USDTです。
このルートの各ステップは、別ガイドのCoinbaseから暗号資産を送金する方法でさらに詳しく解説しています。
Coinbase vs MEXC:出金ルールの比較
本ガイドの後半ではCoinbaseのルールをMEXCと比較します。本記事はMEXCが公開しているため、比較とあわせて末尾の情報開示もお読みください。
まず地域についてです。MEXCの利用規約では米国、英国、カナダ、シンガポールの居住者が対象外とされ、MEXCは欧州経済領域(EEA)でのサービスを終了しています。また本ガイドでは、オーストラリアの読者には情報提供のみとしています。そのため、これらの市場ではCoinbaseが答えであり、以下の表は参考情報です。
ブラジルなど、両プラットフォームがサービスを提供している市場の読者にとっては、この比較がそのまま当てはまります。
| 項目 | Coinbase | MEXC |
| 暗号資産の出金上限 | 個人向けアプリでは非公表。支払い方法ごとに「アカウントの上限」に表示 | 初級KYC認証で1日80 BTC、上級KYC認証で1日200 BTC |
| 法定通貨の出金上限 | アプリ内で支払い方法ごとに決定。Coinbase Exchangeのデフォルトは、ACHまたはFedwireで1日10万ドル | 初級KYC認証はP2Pのみ。上級KYC認証は1日20,000 USD |
| 暗号資産の送金手数料 | ネットワーク手数料の見積もり。USDTは0.01%(上限20 USDT)を加算。ライトニングは0.2% | ネットワークごとの定額制:USDTはイーサリアムで0.094、トロン(Tron)で0.5、BNB Smart Chainで0.01。ETHは0.000024、BTCは0.00002 |
| 最小出金額 | 送金画面に表示 | USDTはイーサリアムで8、トロンで2。ネットワークごとに表示 |
| ブロードキャスト前の処理 | チェック後にブロードキャスト。同期遅延は通常1時間未満 | メールまたはSMSの確認リンクは15分間有効。手動審査は5~60分。TxIDは1~60分以内に生成 |
| 保留 | 現金入金の保留。新しいセルフカストディウォレットには少額入金テスト | 一部の申請は手動審査。1時間たってもTxIDが生成されない場合はカスタマーサービスに連絡 |
| 本人確認未完了のアカウント | 機能が制限される | 出金申し立てフォーム。出金およびポジションクローズ(決済)の権限のみ残る |
2026年9月7日・8日時点で、Coinbaseヘルプ、MEXCの手数料一覧、MEXC KYC認証に関するよくある質問、MEXCの出金が反映されない場合ページと照合して確認したデータです。
構造上の違いは公表の仕方にあります。Coinbaseの個人向け上限は各自のアカウント内にしか表示されませんが、MEXCは本人確認レベルごとに上限を明記しています。
手数料の違いは金額よりも仕組みにあります。Coinbaseはブロックチェーンの状況に応じて変動する見積もりをそのまま転嫁しますが、MEXCはネットワークごとに定額を設定しており、ログイン前に確認できます。
所要時間の違いは、MEXCが独自の処理時間を公表している点です。手動審査は5~60分、TxIDは1~60分以内に生成されるとしているのに対し、Coinbaseが公表しているのはネットワーク同期に関する注意書きだけです。
MEXCの公表ルールが役立つ点と、役立たない点
Coinbaseで悩ましいのは、最も重要な2つの数字、つまり自分の上限と保留の解除日が、入金した後でなければわからないことです。
MEXCはこれに対し、出金の両面を事前に公表しています。
上限はMEXC KYC認証に関するよくある質問に記載されているとおり、初級KYC認証後は1日80 BTC、上級KYC認証後は1日200 BTCです。手数料は手数料一覧にネットワークごとの定額で示され、処理ステータスは「認証待ち」から「審査中」、「処理中」まで、それぞれの目安時間が「出金が反映されない場合」ページに記載されています。
イーサリアムで1,000 USDTを送金する場合、MEXCからの出金手数料は0.094 USDTで、Coinbaseはネットワーク手数料の見積もりに0.10 USDTが加わります。トロンの場合、MEXCは0.5 USDTですが、Coinbaseは開示ページでこのネットワークの料金を示していません。
この比較を公正に保つため、3つの限界も押さえておく必要があります。
第1に、ほとんどの読者にとって、Coinbaseの法定通貨ルートに相当するものはMEXCにはありません。銀行口座への無料のACH・SEPA出金やカードへの即時出金は、米国、英国、EUでライセンスを持つ事業体を通じて提供されています。
第2に、Coinbaseユーザー間の送金は無料で、Coinbase PrimeとCoinbase Exchangeは、MEXCの個人向けFAQでは扱っていない機関投資家向けの上限を公表しています。
第3に、MEXCの手数料とステータスは2026年9月7日・8日時点のスナップショットであり、両プラットフォームともブロックチェーンの状況に応じてネットワーク手数料を調整しています。
対象外地域以外にお住まいで、入金前に上限、手数料、審査時間を知りたいトレーダーにとっては、公表されている段階的な上限こそが実質的な違いです。同じルートの手数料を8つのプラットフォームで比較した出金手数料が最も安い暗号資産取引所のガイドもあわせてご覧ください。
詐欺に注意:検索結果に出てくる電話番号はCoinbaseのものではありません
Coinbaseの出金について検索すると、無関係なドメイン上の「見積もり」ページ、フォーラム投稿、PDFが表示されることがあります。そこには電話番号が埋め込まれ、「処理中」の出金を解除できるとうたっています。
そのような窓口は存在しません。Coinbaseはルールをヘルプセンターで公開しており、保留期間は誰にも短縮できません。また、CoinbaseもMEXCも、コードやパスワードを聞き出したり送金を求めたりするために、先に電話をかけてくることはありません。
資金を「安全なウォレット」に移すよう求められたら、すべて詐欺とみなしてください。送金を追跡する際は、トランザクションハッシュと取引所の公式サポート窓口だけを使いましょう。
どちらで出金すべきか
米国、英国、欧州経済領域、カナダ、シンガポールにお住まいの場合、MEXCはサービスを提供していないため、Coinbaseを使い続けてください。オーストラリアも同様で、MEXCはオーストラリア取引報告分析センター(AUSTRAC)の登録を受けておらず、本ガイドは推奨を行いません。
出金先が主に銀行口座である場合も、Coinbaseを使い続けるのがよいでしょう。無料のACH・SEPA送金やカードへの即時出金こそ、ライセンスを持つオンランプの強みだからです。そのほかのトレードオフについては、MEXC vs Coinbaseの比較記事で解説しています。
両プラットフォームがサービスを提供している市場にお住まいで、出金が暗号資産から暗号資産への送金であり、入金前に公表された上限、ネットワークごとの定額手数料、明示された審査時間を確認したい場合は、MEXCを選んでください。
この2つ以外も含めて候補を絞り込みたい場合は、2026年版おすすめ暗号資産取引所ランキングをご覧ください。
ほかの理由でCoinbaseからの乗り換えを考えている読者は、Coinbaseの代替取引所に関するガイドで、より幅広い選択肢を比較できます。
MEXCの見解
本ガイドはMEXC Learnで公開しているため、比較の見え方には明らかな利害関係があります。その扱い方については、レビューの評価方法で説明しています。
私たちが主張しないことが3つあります。
MEXCは法定通貨ルートではCoinbaseに及びません。出金先が最終的に銀行口座である読者には、自国でライセンスを持つプラットフォームのほうが適しています。
MEXCはCoinbaseの顧客の大半が住む市場ではサービスを提供しておらず、MEXC Global Ltdは英国金融行為規制機構(FCA)の警告リストに掲載されています。
当サイトの過去のLearnページでは未検証の出金可能額を引用していましたが、これらは2026年6月のヘルプセンターFAQによって置き換えられており、現在修正を進めています。
MEXCに有利な比較点は具体的です。本人確認レベルごとに明記された上限、ネットワークごとの定額手数料、そしてCoinbaseが同等の情報を公表していない5~60分の手動審査時間です。
MEXCレビューでは、MEXCを利用できない地域を含め、そのほかのトレードオフをまとめています。
Frequently Asked Questions
Coinbaseの1日の出金上限はいくらですか?
個人向けアプリでは単一の数値は公表されていません。Coinbaseヘルプによると、上限は「設定」の「アカウントの上限」に表示され、本人確認の状況、購入履歴、支払い方法によって異なります。
1日10万ドルというデフォルト上限は、Coinbase Exchangeのものです。
Coinbaseの出金上限はどこで確認できますか?
「設定」を開いて「アカウントの上限」を選び、各支払い方法の横に表示されている金額を確認してください。
同じページで、上限の引き上げを申請する方法も説明されています。
Coinbaseで暗号資産を買ったのに送金できないのはなぜですか?
保留中の現金入金で購入した暗号資産は、取引はできますが、保留が解除されるまで送金できません。解除は通常、確認メールに記載された日付の太平洋時間23:59です。
デビットカードでの入金であれば、保留はかかりません。
Coinbaseの出金にはどのくらい時間がかかりますか?
カードへの即時出金は約30分、最長24時間かかります。Coinbaseの米国デリバティブ向け出金ページでは、ACHまたは電信送金で1~3営業日とされています。
暗号資産の送金は、ネットワークで承認されれば完了します。
Coinbaseの出金手数料はいくらですか?
暗号資産の送金にはCoinbaseが見積もるネットワーク手数料がかかり、USDTでは0.01%(上限20 USDT)が加算されます。ライトニングネットワークでの送金は0.2%です。
Exchangeの手数料表では、ACHとSEPAによる出金は無料、米ドルの電信送金は25ドルです。
Coinbaseに最低出金額はありますか?
Coinbaseは最低額を一覧として公表するのではなく、送金画面で資産とネットワークごとに表示しています。
Coinbaseユーザー間の送金に手数料はかかりません。
10万ドルの上限はCoinbaseアプリとCoinbase Exchangeのどちらのものですか?
機関投資家向けの取引所であるCoinbase Exchangeのものです。法定通貨出金の1日のデフォルト上限として、ACHまたはFedwireで10万ドル、SWIFTで1,000万ドル、SEPAで10万ユーロ、Faster Paymentsで10万ポンドを掲載しています。
個人向けアプリでは、「設定」に自分の上限が表示されます。
KYCなしでCoinbaseから出金できますか?
いいえ。Coinbaseはアカウント作成時に本人確認を求めており、本人確認が完了していないアカウントは機能が制限されます。
アカウントレベルに応じて、暗号資産の送受信が可能になります。
MEXCの出金にはどのくらい時間がかかりますか?
MEXCの「出金が反映されない場合」ページによると、手動審査には5~60分かかり、TxIDは通常、出金リクエストから1~60分以内に生成されます。
1時間たってもTxIDが表示されない場合は、MEXCカスタマーサービスにご連絡ください。
情報開示とリスクに関する注意事項
本記事はMEXC Learnが公開しており、MEXCは両プラットフォームがサービスを提供する市場で、トレーダーをめぐってCoinbaseと競合しています。
MEXCは、米国、英国、欧州経済領域、カナダ、シンガポール、および利用規約に記載されたその他の地域の居住者にはサービスを提供していません。MEXCのサービス制限国一覧をご確認いただくとともに、MEXC Global LtdがFCAの警告リストに掲載されている点にご注意ください。
両プラットフォームの出金ルール、手数料、処理時間は予告なく変更されることがあります。本記事のすべての数値は2026年9月7日・8日に公式ページと照合したもので、着金時間は実測値ではなく想定値です。
暗号資産の送金は取り消すことができず、暗号資産取引には大きな損失リスクが伴います。本記事のいかなる内容も投資助言ではありません。
MEXCがサービスを提供している市場にお住まいで、入金前に自分の上限、手数料、審査時間を文面で確認したい方は、次のステップへお進みください。所要時間は約3分です。
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クリックした価格と実際に約定した価格の差を決めるのが、流動性です。 このページでは、第三者の調査機関と同じ方法でMEXCの流動性を追跡します。具体的には、中間価格周辺の狭いレンジにおける注文板(オーダーブック)の厚みと、実際の規模に近い模擬注文で生じるスリッページです。 2026年5月以降に公開されたすべてのTokenInsight流動性レポートについて、MEXCが2位や3位にとどまった結果も含め











